2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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銀座での亜欧堂田善フォーラムは実に面白かった

 2012年3月10日に銀座で行われた亜欧堂田善フォーラムは、実に面白かった。江戸時代の西洋風銅版画家司馬江漢の名前といくつかの作品は、中学生の頃から知っていたが、田善のことは知らなかった。街道の宿場町して栄えた須賀川の染物屋の次男だった田善が、46歳の時に松平定信に見出され、それほど絵が好きなら谷文晁のところで修行せいと送り出される。そして、西洋の銅版画を徹底的に研究し、技法を自分のものにして、江戸の名所を遠近法を採り入れた銅版画で描いた。それまでの浮世絵にはなかった田善の遠近法、構図、江戸の名所を取り上げるときの視点が、北斎や広重に影響を与え、北斎や広重の大胆な構図の版画に繋がっていったという内容だった。

 須賀川では、商工会議所青年部が田善を顕彰して子ども達から版画作品を集めて表彰する田善顕彰版画展を23回も行っているそうだ。フォーラムの会場に入賞作品のコピーがあった。生き生きとした作品ばかりで楽しかった。

 江戸の浮世絵の歴史、江戸時代に栄えた地方の街道筋の経済の要所の豊かさ、その歴史の上にある現在の地域社会というようなことを知ることができた講演と展示だった。一度、須賀川に行ってみたいな。田善の作品の本物が須賀川には何枚もあるそうだ。また、須賀川には松尾芭蕉が8日も滞在したのだと言う。奥の細道も読んでみよう。
http://www.sukagawacci.or.jp/skgwyeg/denzen.html
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by YTR3320 | 2012-03-13 19:56 | 地域交流・食・環境