2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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御柱祭でのコール&レスポンス

先週再放送された「schola坂本龍一 音楽の学校 ジャズ編 第1回」を録画して見た。

ジャズの成り立ちの中にアフリカから奴隷として連れて来られた黒人為の労働歌としてのブルースがあった。作業中の労働歌なので、一人が「何とか何とか〜」と歌うと、他の人達が続けて同じ歌詞を歌う。これが、ジャズのコール&レスポンスの元なのだそうだ。又、ブルースからブルーノートと呼ばれるジャズで良く使われる音階が生まれたが、これは、いわば民謡であると。

日本にも同じようなものがあるなぁと思って、最初に諏訪大社下社建御柱で疑われる「よいとまけ」を思い出した。柱の先頭に乗った氏子が「よいとぉまぁけぇ」と歌うと地上の氏子達、建てる為のワイヤーを巻き上げる「シャチ」に取り付いている係の氏子達が、「よいとぉまぁけぇ」と応えながらシャチを回してワイヤーを巻き上げる。まさに、労働歌のコール&レスポンスだ。

 もう一つある。上社でも下社でも御柱祭には欠かせない木遣りだ。因みに、東京の人間には、諏訪の人達の「き」は「け」に近く聞こえ、木遣りは「けやり」に聞こえる。木落としは「けおとし」だ。

話が逸れた。木遣りは、元々山仕事での労働歌だ。一人が、紙のように薄く削いだ木を何枚も垂らした「おんべ」を高々と掲げ、「ぃやぁ〜〜」と歌い始め、例えば「ここはぁけおとしぃさか(ここは木落とし坂)何とかかんとかぁ」と続ける。氏子達は「いよぉ」と腹からの低い声で応える。木遣りの人が、更に「皆さま力をぉ合わせてぇぇぇ」て歌う、他の木遣りも加わって「おねぇがいだぁぁぁ」と締める。氏子達は両手を前に投げ出しながら「よいさっ、よいさっ、よいさっ」と応える。まさにコール&レスポンス。
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by YTR3320 | 2010-05-29 19:56 | 音楽・舞台・映画