2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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クラシックは和音、つまりコードを3和音で捉える。ジャズは4和音で捉えることが多い。4和音、つまり7thコードの中の3rdと7thの音はガイドトーンと呼ばれコードの性格を決める重要な音だ。

Jamey Aebersoldのジャズ教本Vol.1 How to Play Jazz and Improviseの10の基礎パターンの内8パターンは、メジャー、ドミナント、マイナーの順でルートから9度までの範囲での8パターンを演奏するものだ。メジャー7の後に次に同じパターンだけれど7thだけ半音下げるドミナント7、その次に同じパターンでドミナント7の3rdを半音下げるマイナー7を吹く。この繰り返しを8パターン行うことで、メジャー、ドミナント、マイナーの関係、響き、なぜ3rdと7thがガイドトーンの呼ばれるのかが、腑に落ちるようになる。C以外は楽譜に書き出さず、思い出しながら吹くことが大事。

1日に1個のキーをさらうとクタクタになるけれど、良いトレーニングだと思う。
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by YTR3320 | 2015-11-30 23:12 | 40代半ばからのトランペット
コードについての解説本やジャズの理論の解説書を何度読んでも頭に入らない。コードも覚えられない。そこで、基礎の基礎から覚えようと、メジャースケールを覚えた。

最初にCメジャーのドレミファソラシドの上下行を何度も吹いた。次に半音上げてD♭メジャーを楽譜を見ないで頭の中でドレミファソラシドと捉えて繰り返し吹いた。

すぐにD♭メジャーのドレミファソラシドが吹けたわけでは無い。Cの半音上はD♭でその指使いはこうで、Dの半音上はE♭で…と言うように頭の中で考えたりピアノの鍵盤をイメージして思い出しながらゆっくり吹くところから始めた。

楽譜を見ないで繰り返し記憶を必死で探ることが記憶を定着させる。答え合わせ以外の目的では楽譜を見ない。楽譜を見ながら何度スケールを吹いても覚えられない。楽譜を見ないで吹くことが大事だ。覚えることと音程に集中するため、メトロノームは使わなかった。

記憶を定着させるためには日を空けずに繰り返し記憶を呼び起こすことが必要だ。だから、ある時期に練習時間の半分位を使って集中的にメジャースケールを覚える作業をした。曲の練習は後回し。

覚えたつもりでも、間を空けてスケールを吹いてみるとうろ覚えだったりする。そのつど記憶を呼び起こす。そんな作業をことあるごとに繰り返している内にメジャースケールを覚えることができた。

最近は、メジャーセブン、ドミナントセブン、マイナーセブンを12キー全て覚える為の練習を楽譜の見ないで続けている。
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by YTR3320 | 2015-11-29 22:44 | 40代半ばからのトランペット
「ジャズのアドリブを吹けるようになりたいけれど、どうやったら良いか分からない」と言う人は多い。トランペットの音がちゃんと出ないのにジャズ・トランペットのグループレッスンに飛び込んでしまった私もそうだった。

右往左往し、試行錯誤してきて今は思う。
アドリブに踏み出すために必要なことは、楽譜を見ないで吹くと言う小さな勇気だけだと。

メジャースケールやダイアトニックコードを楽譜を見ないで吹けるようになることは必須だ。だけれど、一歩を踏み出しために必要なことは、楽譜を見ないで吹いてみようと言う小さな勇気だ。

アドリブ演奏やアドリブの練習は、大学入試や資格試験のような正解を出す作業ではない。コードやモードの上でフレーズを出すと言う「遊び」だ。遊びなんだから練習の時には色々なことを試してみれば良い。

テーマのある小節に音を1つ足してみる、二分音符を付点四分音符に変えて八分休符を挟んでみる、半拍ずらしてみる。変だなと思ったら出す音を半音変えてみる。テーマを吹いたり歌っている内にふとフレーズが浮かんだら吹いてみる。吹いてたフレーズとイメージが違ったらイメージに近づくように半音ずつ調整したり音を探ってみる。これは、遊びだ。正解か不正解かと言うことではない。自分にとって気持ち良いかどうか、納得できるかどうか。

理論よりもまず楽譜を見ないで吹こうと言う勇気。挫けずにその勇気を持ち続けること。そうして続けてきたから、失敗もするけれど、知人のセッションで演奏させて貰ったり、発表会でアドリブを演奏できるところまで辿り着いた。
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by YTR3320 | 2015-11-28 22:38 | 40代半ばからのトランペット
2015年11月22日、南青山Body & Soulでのイザベラ・ラングレン/ Isabella Lundgren(vo)、ペーター・アスプルンド/ Peter Asplund(tp,vo)、カール・バッゲ / Carl Bagge(pf)、ニクラス・ファーンクヴィスト / Niklan Fernqvist(b)、ダニエル・フレデリクソン / Daniel Fredriksson(ds)
によるライヴを聴いた。スウェーデンのボーカリスト、トランペッター、トリオと言う組み合わせ。

初めて聴いたが、何とも楽しいライヴだった。イザベラ・ラングレンはブルースがとても良かった。

ペーター・アスプルンドは、トランペットだけでなく、歌が素晴らしい。フランクシナトラは絶品。スキャットも素晴らしかった。買って帰ったCDに収録されているトランペット演奏はスキャットを歌っているかのよう。

全身で音楽を感じて楽しむことができた。
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by YTR3320 | 2015-11-27 19:42
吸った息を「ぽっ」と放すだけでトランペットの音を出す練習を2週間くらい前から続けている。オーケストラを学んだ人も一線で活躍しているジャズトランペッターも「ため息をつくように」とか「寒い日にほおっと両手を暖めるように息を出すように」と言う。それくらいでもトランペットは鳴るのだと言う。

息を吸って唇を閉じて、ぽっと唇を開ける。空気を押し出すのでは無く、唇の内側の圧力を解放することで空気をマウスピースの中に送り出す。低い音も高い音も同じ唇の形で同じように息を放つ。

歩いている時にも時々、唇を閉じて、圧力を高め、唇を開けて、ぽっと空気を放つことをしている。

こんな練習を続けていたら、先生に音がまとまってきた、音程が安定してきたと言われた。
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by YTR3320 | 2015-11-25 18:18 | 40代半ばからのトランペット
トランペットと言う楽しみを見つけて人生の残り時間を意識するようになった。演奏したい曲、参加したいセッション、その為に身につけるべきあれやこれやが沢山ある。私は50代半ばだから人生の残り時間は限られている。限られている時間をどう使ってトランペットの練習をするのか、日々試行錯誤している。

実際にトランペットで音を出さないと身につかないことだけをスタジオでの練習では行なう。トランペットを吹かなかくても出来る練習はなるべくスタジオでは行わない。

実際に音を出さないと身に付かないことの一つが音色の改善、指の動き、コードの響きを覚えることだが、一つのプログラムで複数のことが身につけることを目指している。

普段の生活でアドリブを吹きたい曲のテーマを頭の中で流していることも増えてきた。
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by YTR3320 | 2015-11-21 22:44 | 40代半ばからのトランペット
今年の発表会の写真を見てトランペットのベルが下がったままなのにがっかりした。しっかり上げて吹いていたつもりなのに。

そこで10月になってからベルを上げて吹く練習を始めた。最初の内はベルを上げたまま10分も吹くと左腕の筋肉が張ってしまった。何日か続けて練習したら左腕の筋肉の疲れが取れない。右腕にも何だか余計な力が入って筋肉が張った。

1か月くらいベルを上げて吹く練習を続けたらいつの間にか左腕の緊張が解け、休み休みではあるけれど2時間くらいならベルを上げて練習出来るようになった。筋肉が付いてきたのか、慣れたのか分からない。でも、続けていると、出来なかったことができるようになるんだな、と嬉しくなった。
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by YTR3320 | 2015-11-16 22:13

Tp9年目:大失敗

 知人のセッションに参加したものの、いつも一緒に演奏してサポートしてくれる知人が一緒に演奏してくれず、カウント出しからエンディングまで自分で全部仕切るように言われた。戸惑いながらカウントを出したが曖昧で自分でもテンポがよく分からず、ピアノに弾いて貰ったイントロの小節数を数えることも忘れるほどのパニックに陥ってしまった。

 次回は、カウント出しの練習などしっかり準備をしてから参加しよう。
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by YTR3320 | 2015-11-14 10:49 | 40代半ばからのトランペット
トランペットの音程を変えるのは舌の移動だ。そのことを知った最初の頃はオ・ア・エ・イ・ヒ・チ・キ と何度も声を出したり、頭の中でイメージして舌を動かしていた。

プロや上手な人は動かすか動かさないと言う微妙な舌の移動で音程を変えている。だから無駄な力が入らずきれいな音で長く吹いても疲れない。

けれど、舌の位置を変えて息の速さを変えることは普通の生活には無い動作だ。だから私の場合には簡単には舌は動かなかった。声を出したり、頭の中でイメージすることにより舌を動かす感覚を身につけ、舌を動かす神経の回路を作った。大げさな動作で感覚を身につけた。

舌を動かすこと以外にもトランペットの演奏には日常生活には無い動きが細々色々とある。動くこと、動かすことを体験してみないと始まらない。最初から最適な動きをしようと思っても出来ないし、そもそも最適な動きが分からない。

大げさに動かしてみる。繰り返しその動作での練習を続けていると意識しなくても筋肉が動くようになり、速かなったり動きが滑らかになる、その内に目的、例えば高音をだすことに対して最適な大きさの動きをさぐるようになり、やがて適切な動きに収まってくるように思う。

焦らずに目的を持って練習を続けているとうまい具合に落ち着いてくる。
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by YTR3320 | 2015-11-12 22:57 | 40代半ばからのトランペット
2015年11月8日の山中千尋ニューヨーク・トリオ@めぐろパーシモンホールに行った。山中千尋さんの演奏を聴くのは初めて。以前、日経新聞の夕刊に週に一度、半年だったと思うが連載していたエッセイが面白くて、こんな文章が書けてこんなに様々な経験をしてきた人の演奏はどんなだろうか、きっと楽しいに違いないと思い、来日ツアーを探して見つけたのがこの日のコンサート。

小さな身体でどうやってと思うような勢いのある演奏だった。1時間の前半演奏を終えて、休憩が15分と聞いて驚いた。涼しい顔で後半に登場。後半は55分間演奏し、アンコールを1曲演奏してくれた。

ラグタイムをこういう解釈をするのかと言う戸惑いと驚き、セロニアス・モンクが弾いたらとどうなるかと言うコンセプトでアレンジしたと言う「エリーゼのため」の楽しさ、多彩なフレーズを繰り出し片時たりとも客席を飽きさせない演奏。落ち着き払ってベースを弾き続ける脇義典さんとのアイコンタクトも含めたコミュケーションは最前列の席で見ていて気持ちを暖かくさせてくれた。ヨシさんと山中千尋さんが呼ぶ脇義典さんへの信頼があるから山中千尋さんは安心して冒険に出ていきそして帰って来れるのだな、と思った。

実際の演奏を聴くまでは買うつもりが無かったCDを終演後買い、サインも貰ってしまった。

また機会があれば生で演奏を聴いてみたい。日経新聞の連載エッセイが書籍化されたらもう一度読んでみたいな。
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by YTR3320 | 2015-11-11 12:36 | 音楽・舞台・映画