2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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残業や会食が無くてトランペットの練習をしようと思えば出来るのにしない日がある。連続して3日練習したら、4日目は練習しない。唇の周り、右手、右腕、腹筋が疲れてしまうからだ。日常生活での筋肉の使い方と違うし、40代半ばから始めたのでまだ筋肉の量が不十分だ。疲れた筋肉の回復に時間がかかる。

 トランペットの上達、ジャズアドリブが出来るようになるために、こなしたい課題は沢山ある。けれど、疲れを溜めたら、却って遠回りになりそうだ。急がば回れ。休み休みだ。
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by YTR3320 | 2011-07-20 07:55 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
 普段練習で使っているスタジオには壁の一面に高さ2メートルぐらいの鏡が貼り付けてある。2時間弱の練習の内の30分から場合によっては1時間くらいは、この鏡に向かい合って吹いている。
鏡を見ていると、自分で意識していなかった身体の動き、無用と思われる力の入り方が見えるからだ。

 練習場所をカラオケ屋からスタジオに替えて、鏡を見て最初に気が付いたのがトランペットのベルの向き。何も考えていなかったときにはベルが斜め横向き30度ぐらいの角度になっていた。その後、首に力が入っていることに気が付いたり、リップスラーで高い音に移るときに首が前に出てしまう癖に鏡を見て気が付き、一つ一つ悪い癖、意味の無さそうな動作・不必要に力が入っている動作を矯正していった。

 最近は、Donna Leeのテーマを吹くときに首が動いてしまっていないか、唇の形が必要以上に変化していないか(僕が目指しているのは、唇がマウスピースに当たっていないのではないかと見えるくらいソフトにマウスピースに当たり、音の高低に関わらず唇の形が一見変化していないように見えるような吹き方だ。ガンシュ兄弟の吹き方や岡崎好朗さんの吹き方を目指している。)、3番管を抜き差しするときにトランペットが動いてしまっていないかをチェックし、どうやったら意味のない動きを減らし、無駄なエネルギーを使わずにトランペットを吹けるようになるか試行錯誤しながら鏡に向かって練習している。

 
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by YTR3320 | 2011-07-16 14:55 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
練習ではリズムと音程、アーティキュレーションの正確性を追究する。けれども演奏会、発表会、おさらい会などの「本番」では、正確に吹こうと言う意識を捨てることにした。正確に吹こうと思ったら、神経質になってイライラしたり、途中のつまづきを引きずったり、首に力が入ってしまう。

 暗譜して息をたっぷり使うこと以外は考えない方が、結果的に上手く吹けるような気がする。

 練習の時も息をたっぷり使うことだけを考えるメニューを取り入れている。
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by YTR3320 | 2011-07-13 20:41 | Comments(0)
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顔の筋肉(特に唇の周り)、右手の筋肉、腹筋がある程度ついて来て、基礎練習ではHigh Cが段々出せるようになり、全体的に空気も以前より沢山使えるようになってきた。次の課題は、左手薬指の筋肉強化だ。

先週のレッスンから取り組んでいるアーバンのMarch of Two Misersの下のパートでは低いド#とレの音がある。この2つの音では3番管を少し抜かなければ上のパートと上手く合わない。僕の左手の握り方は、写真の通りで薬指で3番管を動かす。実際にはトランペットを押さえる中指とピストンを押す右手薬指の力も大事だ。

続けて長く練習しても指が疲れてしまうので、3番管の抜き差しをする曲の練習は連続で1回10分程度に抑えて、じっくりと左手の筋肉を作って行こう。
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by YTR3320 | 2011-07-12 22:14 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
プロのサックスブレイヤーで、時々トランペットも吹くと言う人にサックスプレイヤーから見たトランペットの難しさを聞いた。「トランペットの難しいところは、狙わないと音、特に高音が出せないところだね。それとリップスラー。高い音が出るかどうかは、その時の体調による部分もあるけど、サックスと違って同じ指使いで高さの違う音を出すから、出したい音のイメージをきちんと持っていないと音程がずれてしまうね。」とのことだった。

 確かにそうだ。習い始めの3年くらいの間は、音程が分からないのでソを吹いているつもりで同じ指使いのドがでるようなことが度々あった。今でも、サックスクラスの人達との疑似バンドや自由演奏会で、釣られたり、自分の音を見失って違う高さの音を吹いてしまうことがある。きちんと音程のイメージを持てない時だ。音程通りに歌えない楽譜を吹く時も音を間違ってしまう。

 音程のイメージをきちんと持って基礎練習、音階練習を丁寧に繰り返してみよう。

サックスも弁を押せばその音が出ると思っている人の音程は悪いそうだ。トランペットを吹くように、音のイメージを持ってロングトーンを吹くことを教えると音程が良くなり、チューナーが無くてもピタッと合うようになるのだそうだ。
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by YTR3320 | 2011-07-11 18:00 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
 娘さんのホルンを吹いてみようとしたトランペット吹きが娘さんに言われた。「トランペット吹きの癖が楽器に残ってしまい、私が吹く時に困るから止めて。トランペット吹きが吹いた後だと特に元通りにするのが大変なの。」

 別のトランペット吹きが言った。「高音を出せないトランペット吹きが使っていたトランペットを別の普段は高音を出せるトランペット吹きが借りて、吹いても中々高音が出せずに苦労する。」

先生が言った。「中古トランペットを買う時には、注意しなければならない。同じメーカーの同じ機種でも使っていた人の癖が、それぞれに染み付いているから。」

トランペットなどの金管楽器は、曲げた金属の管の中を振動した息、つまり短い周期の空気の波が唇からマウスピースを経由して通り抜けて音になる。3人が言っていたことは、人によって波の周期が微妙に違っていて波が管に当たる場所、管に与える力が微妙に違って、管が微妙に変形、延びたり、金属疲労したりすると言うことだろうか。興味深いな。
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by YTR3320 | 2011-07-08 20:19 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
 一ヶ月前くらいに『私たちはこうして「原発大国」を選んだ-増補版「核」論』(武田徹、2011年5月、中公新書ラクレ)を読んだ。2002年に上梓され、福島第1原発の事故を踏まえ増補版が今年の5月に出されたものだ。

 本書は、日本の原子力発電を太平洋戦争後の戦後史の中から見ていくものだ。つまり、米ソ冷戦構造の中で核の傘を差しのべて日本を抑えておこうという米国、米国の傘の下に留まることで経済発展を目指すという日本人達、米国の傘の下から抜け出すためにこそ日本の独立があると考える別の日本人達、過疎地の雇用問題と原発といった切り口で原発、日本の原子力開発の歴史が描かれている。

強く印象に残った部分を何箇所か引用しておこう。
戦後の日本は、核エネルギーを科学の力で解放し、制御する、原子力発電という技術を手に入れました。1970年代に起きた二度のオイルショックを経験したものの、次々に運転を開始した原発のおかげで、「豊かな」社会を築いて来られた。経済発展によって増加する電力消費にも不安を感じることはなかったのです。(p.4)

反米運動を主導した清水が核武装論を唱えるに至った動きを、本書ではアメリカの核の傘から離れて国家の「独立」を求める一貫した流れに沿ったものとして扱いました。本論では触れていませんが、核武装を「国家」たる前提条件と考える清水のような立場を取ると、原子炉を持つことの経済条件や安全性もまた、国家の安全保障上の要請と照らし合わせられつつ評価されるようになります。このように原子力は単に科学や経済の議論を越えたところに位置しているp.5

このように原発は、雇用問題と切り離せません。原発は諸リスクを避けるために、産業のない人口の少ない地方に建設される運命にある。人口と雇用の少ない地方にとって、震災以前の原発は相対的に魅力的な仕事場であったはずです。P.11

<しかし、社会資本の誘導が原子力発電所の誘致に至っては更なる過疎を招く。過疎にしか作れない原発は過疎を愛する。もし過疎から更なる過疎へという循環を避けたければ、迂回のシステムを超えるものを我々が用意しなければならない。<中略>
で、どうするか---、方策は分からない。しかし方策が見当たらないからこそ今、すべきことは明らかだ。P.178/blockquote>

 何度か読み返して本書の描いた戦後日本の現代史、つまりは自分自身と原子力発電のことを考えていこうと思う。
 
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by YTR3320 | 2011-07-05 21:53 | 読書 | Comments(0)