2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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 昨日、2011年1月30日のアムネスティ・フィルム・フェスティバル2011の2日目に上映された映画「TOKYOアイヌ」を観た。
どこにいようと自らの民族を生きることは、日本人を含め、あらゆる民族に共通の課題としてある。だが、日本の近代化はアイヌがアイヌとして生きることを許してこなかった。その苦難の道を選び取った首都圏アイヌの声がいま始めて発せられる。
2008年6月、国会はアイヌ民族を日本の先住民族と認定した。だが、その意味を受け止める人びとはまだ少ない。この映画は首都圏アイヌの声を通して、その事実のふくらみを、この時代を生きる隣人どうしが、真正面から受け止めあうために、世に送り出された。(アムネスティ・フィルム・フェスティバルのプログラムより)

 アイヌに対する同化政策のことは知識としては知っていた。そしてその同化政策のためにアイヌは実質的には消滅してしまい、わずかに北海道のいくつかの観光地などでアイヌ文化を伝えているだけだと、大学生の頃までは思っていた。その後も、テレビやニュースで萱野茂さんが取り上げられた時にアイヌについて少し関心を持つものの、身近にアイヌを感じる事はなく、遠い存在だった。

 首都圏には現在、5,000人とも1万人とも言われるアイヌがいること、<1872年、現在の東京都港区芝に「北海道土人教育所」ができ、38名のアイヌが強制的に連れてこられました。それから130年あまり。経済的な事情、また差別といったさまざまな理由から、多くのアイヌの人々が北海道から首都圏に移り住みました。 >ということは、映画で初めて知った。生まれ育った東京に知らなかったこと、自分が目を向けたり感じる事のなかったことがあることを知って、少し動揺した。言葉を奪うこと、色々な理由をつけて生活習慣を奪たり、移住を強いることで民族を消滅の危機に追いやることは、今もチベットや色々なところで行われている。北米大陸でもかつて行われていた。アイヌに対しても行われていた。そのことを知りながらアイヌが遠い存在だった自分に少し動揺しながら映画を観た。

 僕は、自分のアイデンティティについて深く考えさせられたり、自分のアイデンティティを他者から突きつけられたことがない。だから、この映画を観て、「アイヌのことが分かりました」とか「アイヌの人の気持ちが分かりました。」とは、とても言えない。けれど、登場するアイヌの人達を一人一人の人間として丁寧に映し出しているこの映画を観て、遠かったアイヌ、アイヌの人達が、自分にとって少し近いものに感じられるようになった。


 映画「TOKYOアイヌ」のサイト
http://www.2kamuymintara.com/film/

 東京では、次回2011年3月4日(金)に神楽坂の地球映像ネットワーク・ミニシアターで上映されるとのこと。また、上映権(5万円から)で買って上映会を実施してくれる人を募集しているそうだ。詳しくは、「TOKYOアイヌ」のサイトで。
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by YTR3320 | 2011-01-31 20:15 | 人間の尊厳・人権問題

Tp:昨日の練習のお供

 昨日の練習のお供はiPod touch、SONYのポータブルスピーカーSRS-M50、YAMAHAのICレコーダーPOCKETRAK CX。

POCKETRAKに録音したヤマハのレッスンでの原さんのアドリブを聴いてから、iPod touchにつなげたSRS-M50を通してiReal BookのI Should Careを聴きながらのアドリブ練習。I Should Careを10コーラス x 2回やると、力があちこちにはいってしまっているのか、特に腹筋が痛くなり、唇もばててくたくた。途中で歌ったりして休みながらなのだけれど。

 「何でも良いから一つ得意な曲を作れば、セッションに参加出来るよ。まずは、一つ得意な曲を作ってごらん。」という知人のアマチュアジャズトランペッターのアドバイスに従って、ともかくI Should Careのアドリブを譜面を観ないで吹けるようになりたい。

 ブルースも同じように何コーラスも練習してみたいけれど、リピートできるマイナス・ワンはどうやって作ったら良いのかな。
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by YTR3320 | 2011-01-30 10:30 | 40代半ばからのトランペット
 本日(2011/1/29)と明日、東新橋のヤクルトホールでアムネスティ・フィルム・フェスティバル2011が開かれる。http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=3286
政府を批判するだけで投獄される、
紛争下で人びとの命が失われていく、
民族の違いやジェンダーによって社会から差別される…。

世界には、ともすれば私たちが忘れてしまいがちな不条理に光をあてる映画が数多くあります。 2年に一度開催するアムネスティ・フィルム・フェスティバルは、 異なる文化や背景を持つ制作者がさまざまな思いで作り上げたフィクションやドキュメンタリーを通して、世界で何が起きているのか、 人間の尊厳とは何かを皆さまとともに考えていくことを目指しています。
Amnesty Film Festival 2010 第3回映画祭 開催概要

日時: 2011年1月29日(土)・30日(日) 受付開始10時30分 / 開映11時
会場: ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)


今日、1月29日 16:35からはトーク・イベント「日本にも難民はいるんですか?」
対談 渡邉彰悟さん(弁護士・全国難民弁護団連絡会事務局長) × マリップ・センブさん(ビルマ難民/カチン民族機構日本事務局長)が行われる。
明日、1月30日には映画「TOKYOアイヌ」の上映に先立ち、16:30から「こころを揺らすアイヌ語の響き、ウポポ(歌)とカムイユカラを聴く 」が行われる。
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by YTR3320 | 2011-01-29 07:33 | 人間の尊厳・人権問題
2月にはチベットの文化や現状を伝えるイベントがいくつかあるようだ。

2/5(土) @広尾「チベタン・カルチャー・ルネサンス」
http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/2011/01/20110122.html

日時:2月5日(土) 18:30-21:00

会場:JICA地球ひろば(地下鉄日比谷線「広尾」徒歩2分)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
Students for a Free Tibet(SFT)が昨年から欧米各地で開催しているチベット文化再発見プログラム「Tibetan Renaissance Series」(チベタン・ルネサンス・シリーズ)を日本にも紹介することになりました。チベットの文化と芸術に焦点をあて、文学や詩、うたや音楽などの芸術を通じて、チベットのこころを伝え、「Tibetan Cultural Resistance」(文化的抵抗活動)につなげる試みです。
 日本初開催は、SFTの本部米NYからチベット人代表や前代表を迎える豪華な布陣での開催です。

参加費:1000円
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2/12(土)@横浜 
よこはま国際フォーラムSFT Japanセミナー
「いつかチベットに行きたい人の『チベット問題』入門」
http://www.sftjapan.org/nihongo:yokohamaforum2011

日時:2/12(土) 15:00-15:50

会場:JICA横浜国際センター(みなとみらい線「馬車道」駅他)
http://www.jica.go.jp/yokohama/office/access.html

2006年に鉄道が開通し、観光ブームに沸くチベット。海抜5072メートルの世界最高地点を越えると、ヤクが草を食む大草原、神々しいヒマラヤの山々…。日本からも毎年多くのツアーがチベットの首都、ラサを訪れています。
しかし2008年3月にチベット全土に広がった騒乱の際、この鉄道が武装部隊をチベットに運び、また逮捕された「反乱分子」をチベットから連れ出したことはあまり知られていません。
観光開発が進むチベットの本当の姿を、チベットに通い続けたライターの長田幸康さんにガイドしていただきます。

ガイド:
長田幸康(おさだ・ゆきやす)
1965年愛知県生まれ。神奈川県在住。
フリーライター&エディター(出版/広告)。
ホームページ:“I Love Tibet!”http://www.tibet.to/

資料代:300円
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by YTR3320 | 2011-01-27 07:37 | 人間の尊厳・人権問題
1月のヤマハ・ジャズトランペットクラスでは、I Should Careのアドリブを二人で演奏した。ソロとサポートという役割を固定するのでは無く、お互いの音を聞き、相手をリスペクトしながらも自分のソロを演奏するという課題への挑戦だ。そもそも、ソロとしてのフレーズがきちんと吹けない身には、とんでも無く高いハードルだ。原さんも含めて4人でぐるぐると回したが、レッスンが終わったときには汗だくでくたくたになっていた。気が付いたら30分近くの格闘だった。

 2月のレッスンで、再度挑戦しなければならない。悩んでいても仕方がないので、一昨日の練習でiReal BookのI Should Careをテンポ120、コーラス数10回に設定して、それを聴きながらアドリブを2ラウンド挑戦した。10コーラス吹き続ける事なんて勿論出来ない。音が出なかったり、フレーズが出て来ないときには、トランペットを唇から離して、iReal Bookのマイナスワンを聴きながら歌った。そしてまた吹く。この繰り返し。iReal BookのI Should Careを何度も聞いている内に、流れが頭に入ってきた。吹き続けている内に自分でリズムや音の飛ばし方、組み合わせに変化を付けてみたくなった。転調が無く、ゆっくりの曲だからできるのだろうが、面白い。1コーラスか2コーラスだけ挑戦して終わらせるのでは無く、10コーラスぐらい休みを入れながらでも続けることで、アイディアも生まれてくるし、試行錯誤ができることを実感している。勿論、録音して聞き返したらなら、「うへっ、これで音楽?」というレベルなんだろうけれど。
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by YTR3320 | 2011-01-26 23:35 | 40代半ばからのトランペット
アーバンに載っているデュエット曲MELODYでは、曲の最後など何ヵ所かに上のパートと下のパートで1オクターブ違いのレの音を合わせるところがある。ここで音程をぴったり合わせないと綺麗な演奏にならない。

 トランペットは構造上、下のレの音程が高めに出るそうだ。そこで、上のレに合わせるには下のレを吹く時たけ左手を操作して3番のチューニング管を1センチくらい引き出して、音程を下げる必要がある。前回のレッスンで、この操作を行なうと言う宿題を貰った。

 一度に色々なことを考えると手や顔や首など、あちこちに力が入るし、頭の中が混乱してしまう。一つ注意を払うべきポイントをマスターしては、次のポイントをマスターするのが、僕に合う進み方だ。これまでの4年間で、リップスラーが安定してきてピストンを押す右手もある程度動くようになってきた。左手の操作に注意を向けても他の部分が混乱する可能性は少ないと、先生が判断して、今回の宿題が出された。

 で、昨日宿題に挑戦したが、難しい。薬指と中指のどちらを3番チューニング管のリングに引っ掛けて動かすのが良いのか、小指はどこに置くのが良いか、しばらくは試行錯誤だ。先生とは手の大きさもトランペットのメーカー、モデルが違うので、先生の真似をするのでは無く、自分で最適な方法も見つけ無ければならない。
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by YTR3320 | 2011-01-24 21:56 | 40代半ばからのトランペット
今の先生の下でゼロからトランペットを習い直して、4年が経った。トランペットを吹けるようになろう、いつかは知人のジャズのセッションに出たいと思って始めたことだが、4年間で得られたことは色々あった。

 1つは、自分の身体に注意を払うようになったこと。
 トランペットで音を出すには、身体のあちこちから力を抜き、スムーズな呼吸が必要だ。そのために最初の数ヶ月アレクサンダー・テクニークに通ったり鴻上さんの身体と呼吸・発声に関する本を読んだりして、首、背中、骨盤、股関節に注意を払うようになった。一昨年の秋からは練習場所をカラオケ屋からスタジオに移した。スタジオでは全身が鏡に映るので、自分の姿勢が気になるようになった。鏡を見ながら姿勢、トランペットの向きを矯正した。去年の秋に、自分に合うカイロプラクティックを見付け、上半身のねじれを矯正することもできた。体重のコントロールも続けている。

 次に、生活の軸ができたこと。

 3つめは、同じ先生にならっている人や他のクラスの人たちなど、知り合いが増えたこと。これは、単純に楽しい。
 
 4つめは、聴く音楽の幅が少し広がり、音楽を聴く時の視点が少しずつ分かってきたこと。

 知人のジャズのセッションに出る、先生ときちんとアンサンブルを演奏できるようになると言う目標達成には、もうちょっと時間がかかりそうだけれど、4年間で得た物は大きい。
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by YTR3320 | 2011-01-23 08:53 | 40代半ばからのトランペット

生きるということ

 とはいえ、そこには一片の悲壮感もありません。十七歳のときに立てた志、「あるべき自分のカタチ」というものを、100点満点で70点ながら、ギリギリ及第点で私は何とか実現することができました。心を占めているものは、ある種の達成感のようなもの、そして「自分は、生き切った」という充実感であることは間違いありません。

http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/f29186e628381bbcf9f44fcb23c9f84a
亡くなる直前に投稿されたエントリーの一部だ。死が迫っていることを知りながら、死が迫っていることを知っているからこそ、その日のための準備を続けてきたそうだ。過去のエントリーブの内容ではなく、そのことに、胸が詰まった。

 そして、ブログ主の知人によって最後に掲載された。「店仕舞。」
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/042ff34111e72c96cc9fd9321f7accc7

 会ったことは無い方だけれど、生きると云う事について、考えさせられた最後の二つのエントリーだった。
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by YTR3320 | 2011-01-22 09:18 | 人間の尊厳・人権問題

感謝

僕は自分に出来ないこと、自分が困っている時に手を差し延べてくれた人には、リスペクトを払う。率直にありがとうございますと言う。入院先の医師、看護師、ヘルパーに。勤め先の警備員、オフィス用品や文書を配達してくれる人に、清掃の人に。勤め先の色々な部署の人に。駅員さんに。色々な人がいるからこそ、僕の生活がある。だから、目があったらできるだけ挨拶をして、ありがとうございますと言う。
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by YTR3320 | 2011-01-21 23:50 | 雑感
神戸の元町映画館でいよいよ2011年1月29日から「帰還証言:ラーゲリから帰ったオールドボーイたち」の上映が始まる。京都市在住のいしとびたまさんが、シベリア抑留から帰還した人達(日本だった朝鮮半島出身の人も含む)31人にインタビューした(2008.4月〜2009.4月)ドキュメンタリーだ。
詳細は、http://shimin.hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/mypage/index.php?gid=G0000543

 元町映画館の場所は、神戸市中央区元町通り4丁目1−12
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by YTR3320 | 2011-01-19 23:14 | 人間の尊厳・人権問題