2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp3年目:練習納め

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今日は大晦日。個人レッスンを受けている所の防音室で、一人で2時間ほど練習。大晦日に防音室まで来て練習したのは初めだ。

以前は、狭い防音室は音が吸い込まれて嫌いだったが、今日は余り抵抗感無く吹けた。録音した自分の音は不安定で、まだまだだけれどもお腹で空気を支える感覚が少しずつ掴めてきて、自分の音に自信が付いて来たからかもしれない。

スラーでの音階練習は五線譜の上のラ(A)まででるようになった。シも来月中には出そうだ。

アーバン2のデュエット19番MARCHは、今年最後のレッスンで付点8分音符のリズム(16分音符を感じる)を指導してもらった成果が、現れて来た。最後のレッスンでの「出来ないことには原因がある」と言う先生の指摘を胸に、自分の音を聴き、身体に注意を払って原因を探りながら練習していたら、後一息で曲をものに出来そうな気がしてきた。

ジャズは、ブルースのコード進行を身体に入れる為のアルペジオを今日も継続。少しずつブルースコード進行の感覚が掴めて来た。まだ、楽譜を見ながらのアルペジオだけれど、来年からは楽譜を見ないで思い出しながらのアルペジオにも取り組もう。
昨日からは課題曲のIt Could Happen To Youにも取り掛かった。年が明けたら作曲の宿題に取りかからなくちゃ。来年1月17日提出の宿題は、転調を入れて好きなキーで16小節以上の曲を書いて来ることだ。
来年の秋に知人のアマチュアセッションに本当に出られくらいになれるかな。

さて、いくつものメーカー、モデルの中から今年4月に先生に選んでもらったXO RV‐GBSを分解掃除して年を越すことにしよう。今年はトランペットを変えられる段階まで来たし、変えたことによって歩みが速くなったと思う。そうした意味でも僕の宝物だ。初めて買ったYTR3320も忘れずに磨いておこう。

それでは、皆様、お世話になりました。良いお年を!
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by YTR3320 | 2009-12-31 15:34 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)
 バルコニーTV(BALCONY TV)を知っているかい?
僕もつい数日前に知人に教えて貰うまで知らなかった。
アイルランド共和国のダブリンにある音楽専門のWeb放送局だ。
http://www.balconytv.com/

You Tubeってなあにと人々が思っていた2006年の夏、雨の多いアイルランドには珍しくすばらしい天気のある日のことだ。ダブリンに住んでいた二人の若者が、住んでいたアパートのバルコニーをもっとうまく使えないかなあ、じゃあバルコニーでライブをやるインターネット放送局でも作ってみるか、と冗談を言い合っている内に、スタートしたとのこと。

アイランドの誇る魂のシンガーソンガーPaul Bradyが出演して視聴者数が急増したとか。
http://www.balconytv.com/Video-Archive/Video-archive-page/06-07-28/PAUL_BRADY.aspx

夜はこんな感じ
http://www.balconytv.com/Video-Archive/Video-Archive-page/09-12-24/LEANNE_HARTE.aspx

ALTANも出演した
http://www.youtube.com/watch?v=GdYOpW6dFzE&feature=player_embedded#
ぎゅうぎゅうだけれど、とっても楽しそう。

ダブリンの他にロンドンとハンブルグで開設しており、更に世界各地で解説してくれる人を募集している。要項はこちらだ。
http://www.balconytv.com/about/Setting-up-BalconyTV-where-you-are.aspx
新規開設に必要なスタッフの数は2名、町が見渡せるバルコニー、近隣などの了解、許認可、あとはパナソニックのビデオカメラ、ソニーのマイク、編集用のソフトFinal CutProその他、若干の機材があれば良いそうだ。

まだカネにはなっていないらしいけれど、楽しそうだ。誰か日本にも作ってみない?東京じゃなくてもできるし、個人でもできそうだよ。
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by YTR3320 | 2009-12-30 19:26 | 音楽・舞台・映画 | Comments(0)
今年は今までの人生で一番沢山のライブや演奏会に行った年だ。
1月14日のスウェル・シーズンを皮切りに、原朋直さんのライブ、チェンバロとフルートの演奏会、ハンス・ガンシュのリサイタル、都響クラブのイベント、ケルティック・クリスマスなどジャンルも色々だった。

そんな今年の最後に行ったライブは昨日、2009年12月28日に青山のBODY& SOULで行われたフロントページ オーケストラのライブだ。三木俊雄(ts) 岡崎好朗(tp) 松島啓之(tp) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph) 浅井良将(as) 浜崎航(ts) 福田重男(pf) 上村信(b) 高橋徹(ds) という、金管が7本というジャズライブだ。

2ステージあったが、最初のステージに客として聴きに来ていたピアニストの小曽根真さんの飛び入り演奏があったり、楽しいライブだった。全体を通して、やはりトリオがしっかりしていて気持ちがよかった。特に上村さんのベースがよく響き、高橋さんのドラムも実に素晴らしかった。

毎月最終木曜日にBODY & SOULに出演しているとのことだが、客席の奥行きが浅いBODY & SOULでこの金管編成だとちょっと勿体ないなと思った。新宿のピットイン、SOME TIMEくらいの奥行きのある店でバンバン吹いてくれたら、また面白いのではないかと思った。
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by YTR3320 | 2009-12-29 18:55 | 音楽・舞台・映画 | Comments(0)
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 僕の知人で陶芸家の方の展示会が深大寺前の曼珠苑ギャラリー(調布市深大寺元町5-9-5)で2009.12.30(水)〜2010.1.4(月)(午前11時〜午後5時)に行われる。「陶房風遊舎のお正月」。

 例年、かわいい犬や猫の箸置き、素敵な茶碗、ぐい飲み、片口などが展示販売される。 会場内にはいつも知人の住む浅間山山麓の空気が流れている感じがする。
来年も三が日に深大寺そばを食べがてら、行って来るかな。

 写真は以前買った陶房風遊舎の箸置き。
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by YTR3320 | 2009-12-28 18:10 | 展示・展覧(写真・美術・博物) | Comments(0)
 「音を外しても構わない。ぶっぱなすつもりで吹くと良いですよ。」。今の先生についてゼロからトランペットをやり直す前、全く音が出なかった今から5年くらい前にヤマハでもらったアドバイスだ。

 先生に繰り返し言われている「練習の時には、音程を外すことを恐れずに、沢山の息を使って吹いて下さい。」「(顔、首、上半身に力を入れずに)お腹で空気を支えて、たっぷりの息で吹いて下さい。」と同じ意味だ。

 これまでに何度も分かった気になったが、このアドバイスの意味が、頭だけでなく身体で理解出来るようになったのは、ごく最近のことだ。数日前と言っても良いかもしれない。

 病気で3ヶ月近く吹けなかった時があるので、実質的には30ヶ月近くかかって、ようやく理解できるようなったと言う訳だ。

 理解に時間がかかった理由は、一気には顔の筋肉が出来上がらなかったこと、顔と上半身から緊張を取れるようになるのに時間がかかってしまったこと、そして、スタジオで練習するようになって回りを気にせずに、意識を遠くに向けて吹くことを始めたのが、つい3ヶ月前だったことだ。

 レッスンで緊張している部分の指摘を受けて緊張を取ったり、空気を沢山使うように言われて沢山使ってみたり、今日はきちんとお腹で支えていますか?と言われて慌ててお腹を意識し直したり。そしてレッスンで変化を体験し、すぐに復習を繰り返して身体に変化を馴染ませ、練習しながら考えて、レッスンでチェックしてもらってと言う繰り返し。徐々に徐々に、意識する身体のポイントとコントロールを体得してきた。
 
 去年の夏に音色や高音が出にくいことについて先生に相談したら、トランペットを変えたら音の出やすさは変わるものだけれど、その前にやるべき事が沢山あると言われてしまった。その後、今年の2月終わりぐらいに初めて「音も出てきたからトランペットを変えてみては。」と言われ、4月初めにトランペットを変えた。そして、9月の終わりからスタジオで練習するようになって、2ヶ月くらい経って空気を沢山使うことがどんなことなのか、どうすると空気を沢山使えるのか、ようやく分かってきた。

 こうして振り返ってみると、細かな階段を何段も上がり、時に下がったり、踊り場があったり、そしてまた上がって、ようやく「ぶっぱなすつもり」の意味が理解出来るようになったのだと思う。何段もの階段をすっ飛ばして登ることは、僕には出来なかった。階段を丁寧に踏み続けてきたのでここまで来たのだと思う。

 明日もスタジオで、ぶっぱなそう。
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by YTR3320 | 2009-12-28 09:51 | 40代半ばからのトランペット | Comments(2)

ロッキン・チェア

友達が新宿でもう少し飲みたいと言う。まだ有るのかなぁ、一体何年行ってないかな、10年かな、15年かなと思いながら、歌舞伎町さくら通りに向かった。

あった。Rockin' Chairはビルの地下2階に看板もロゴも変わらずにあった。席のレイアウトも足踏みミシンの台を使った2代目のテーブルも変わっていなかった。

けれど、名物だったお餅のチーズ焼きは無くなり、食べ物のメニューは随分変わってしまった。カウンターとトイレの間の棚をびっしり埋めていたジャズを中心としたレコードはすっかり無く、レコードの代わりに音楽はCDで流れていた。

大学の寮にもう6年かそこら住んでいると言う人に連れられて、初めて来たのは1981年だっただろうか。その時は、テーブルは足踏みミシンの蓋も台にぶら下がった機械部分もそのまままだった。つまり、本当に足踏み式ミシンをそのまま並べていた。
カウンターの中にいた女性が応えた。えぇ、そうよ。でも、あれはボロボロになっちゃってね、今のに取り替えたの。お店は、1978年のオープンよ。だから、あなたが、いらしたと言うのは最初の頃ね。

就職してから、勤め先の同期と男2人で、何度も飲みに来た。良く飲んだのはウォッカとズブロッカだった。ボトルを注文すると冷凍庫から出してくれる。それをストレートで飲むとトロッとして少し甘味も感じられて美味しいのだ。人と会話することが苦手だった僕は、時々そいつが話すのを聞きながらお餅のチーズ焼きなどをツマミに、ストレートで、ただただ酒を飲んだ。互いに何も言わずに、飲んでいた時もあった。そして店を出る時には、その日に開けたばかりのボトルは、とっくに空になっていた。

今も、ウォッカもズブロッカもボトルは、冷凍庫から出しているわよ。飲む?

ううん、今日はいいや。
その日、3軒目だったのでボトルは頼まなかった。代わりにズブロッカとウォッカをストレートで一杯ずつ飲んだ。良く冷えていて旨かった。その日、連れてきた40歳だと言う僕の友達は、わぁ、懐かしい、凄いなぁと言いながら夢中になってリクエストブックを1ページ1ページめくっていた。

ここには、また来たいなぁ。友達が言った。喜んで貰えたことが嬉しかった。
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by YTR3320 | 2009-12-26 16:28 | お酒 | Comments(0)

クリスマス

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写真の聖母子像は、大学生の時にボランティア活動の先輩にもらったもの。後ろは、グレゴリオ聖歌の楽譜。先日のミサと小コンサートのプログラム裏表紙だ。

しばしの間、目をつむって祈った。
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by YTR3320 | 2009-12-25 09:17 | 雑感 | Comments(0)
「haruharuy劇場」
http://haruharuy.exblog.jp/12460652/
で紹介されていた『コミュニケーション力を引き出すー演劇ワークショップのすすめ』平田オリザ/蓮行、PHP新書、2009年を読んだ。

この本に書かれている演劇ワークショップのプロセスと効果は、限られた時間内で、初対面或いは良く知らない者同士で一つの舞台芸術を作り上げると言う点でアンサンブルの発表に向けた練習と良く似ていると思った。実際に今年のアンサンブル発表会の練習会は、僕にとってコミュニケーションと言うものを強く意識させられものだった。

第1章では、現代の日本の子ども達には「伝わらない」体験が決定的に欠けていると指摘されている。「酔うぞの遠めがね」が、公立高校で社会人講師を務めた体験から同じ指摘をしている。酔うぞさんが解決の為に取った方法も、限られた時間内にチームで結果出すことを求めると言う点などで演劇ワークショップに良く似ている。
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by YTR3320 | 2009-12-24 20:11 | 読書 | Comments(0)
10人のミラクル・トランペッター クリスマス・コンサート@東京オペラシティコンサートホール(2009年12月23日)に行った。
ドイツ、オーストリアなどの交響楽団や管弦楽団で活躍しているトランペッター10人によるアンサンブル。クラシック中心かと思っていたが、バッハの曲を含めポップス系のアレンジで、華やかだった。ガンシュのリサイタルとは明らかに客層も異なり、トランペットを持ってきている人は殆ど見掛けなかった。

10人の中では、オーストリア出身のヴォルフガング・ナヴラティル、フランツ・ワグナーマイヤー、アルフレート・ガールの3人が深みのある音を出して好みだった。俗に言う横ラッパ、つまりロータリートランペットの音は良いね。

オランダ出身のエリック・フェルドカンプは、いかにもヨーロッパポップス、ヨーロッパジャズという感じ。とても巧い人だと思った。

イタリアのアンドレア・ジュッフレーディは、伸びのある音。

ドイツのルドルフ・ケップは75歳とは思えない若々しさ。75歳まではトランペットは鍛錬次第で吹けるということだなあ。

アレン・ヴィズッティの編曲はどれも面白いと思った。
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by YTR3320 | 2009-12-24 04:24 | 音楽・舞台・映画 | Comments(0)
この本は、ピアノの演奏技術、学習方法についての本だ。
ピアノは和音が出せて、メロディーと伴奏を左右の手で引き分けることができる。一方、トランペットは倍音は鳴るものの、基本的には単音しか出せない。ピアノは鍵盤を通じて弦を弾き、それをピアノの筐体を利用して増幅し響かせる。トランペットは、上半身を通って唇の間を流れる空気の振動をトランペットの管でで少々増幅しているだけで、身体こそが楽器だ。
ピアノとトランペットでは楽譜も違えば、演奏に必要な技術も違う。

けれど、音大には行かず、常勤の職を持ちながら、コンクールで優勝し本職の合間にステージもこなす著者が、社会人の限られた時間の中での学習方法、曲への取り組みを解説したという点に、常勤の職を持っている社会人として限られた時間でのトランペットの学習方法の為のヒントが一つでも得られるのでは無いかと期待して、この本を読んでみた。

正直に言って、著者の中学生、高校生の頃までが書かれた冒頭の10ページほどを読んで投げだそうかと思った。著者は幼少の時から浴びるように音楽を聴き、ピアノを練習し、先生について習っていた。子ども向けの何枚かのレコード、SONYの初期のトランジスタラジオから流れるFENのポップス、高校生になって初めて何枚かレコードを買ってみた他は年に1回の学校内の合唱祭へのクラス参加程度しか音楽体験の無かった僕とは余りに、音楽体験の広さも深さも違う。これだけの音楽体験が無いと楽器を演奏することを楽しんだり、自分の演奏を聴いてくれる友達に楽しんで貰えないのかと、ハードルの高さにめげそうになった。

それでも、第II章曲を仕上げる手順3演奏機会を得る、4楽譜を読んで分析する を読んでいる内に、面白くなってきた。アーバンのデュエット曲の練習でさえ、単に楽譜の音を追っているだけでは吹けない、音楽にはならないということは、レッスンで感じることだ。
<楽譜を読んで分析する、これは、言い換えれば、自分で感じて、感動していることの理由を哲学的に考えることと同じである。><演奏者は、その感動を具体的なものにして聴き手に伝えないければならない。>P.57

<まず、全体がどういう形式であるかを調べる。><次に調整を調べる。><調が決まると、使われる音は限定される。>などなどの分析手法は、アーバンなどのクラシック曲は金管アンサンブルを練習するときには役立ちそうだ。

<最終的には、レッスンに行く目的は、自分の楽曲解釈能力を高めることに集約されていく。作品のことを熟知していなければ、優れた演奏はできない。どんなに技術があったとしても、芸術はスポーツではないからである。><分析、練習、録音、レッスンを繰り返していくことで確実の作品を表現する力は身に付いてくる。>P.80 ふむふむ。僕は、技術の入門段階だけれど、目指すべき山の頂の一つはこれかな。とても遠いけれど。

クラッシックのピアノ作品を1.メロディーと伴奏型、2.対位法型、3.和音型の3つに分類し、具体的な作品の譜面で説明する第III章曲のスタイルは3種類は、トランペットの学習に直接役立つと言うよりも、クラシック音楽の理解という点で判りやすく面白いものだった。バッハの凄さってこういう所なのだね。

また、第V章弾けないときの処方箋の1.テンポと拍子、4.勢いより和声、7.歌ってなぞる、8.メゾピアノは、フォルテ?ピアノ? は、アーバンの予習復習に役立ちそうだった。<強弱の決め方の大原則は、まず、曲中での頂点と最も沈潜した部分を見分け、そこの音量を決めて、他の部分の音量を相対的に決めていく方法である。>P.226

ピアノ特有の部分は読み飛ばしたし、言及されている曲も殆ど聴いたことが無いので、理解できたのはこの本のごく僅かの部分だと思う。それでも読み終えて、結構面白かった。時々読み返してみようと思う。トランペットのレッスンを通じて自分の音楽理解がどこまで進んできたのかを確認するためにも。
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by YTR3320 | 2009-12-23 11:20 | 読書 | Comments(0)