2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp9年目:これまでを振り返って

明けましておめでとうございます。

20代後半の時にアラビア半島のプラント建設現場の娯楽室で初めてトランペットに触れた。帰任して何年か経ってからトランペットの教室を見つけて週に一回習い始めた。どんな音楽を演奏したいとか、誰の音が好きと言うことも無く、練習もせず、漫然とレッスンに通っていただけだった。だから、何年経っても曲が練習曲もまともに吹けるようにならなかった。目的がなかったし、自信が付かなかったので発表会に参加したこともなかった。

40代になった頃、知人が「全員会社員だけれど毎月一回ジャズを演奏している人たちがいる」と小さなライブに連れて行ってくれた。実に楽しそうに演奏していた。何度か毎月通う内に自分も同じようにジャズを演奏したい、一緒に演奏する人たちと笑いながらトランペットを吹きたいと思い始めた。

40代の初めに苦しいプロジェクトの契約がまとまった。その実行が完了した日に上司が一年間に満たない入院の後、急逝した。プロジェクト・チームが縮小し最後は自分だけになってからも残務整理をこなしながら、責任感だけを軸にしてきた人生に楽しいことと言う軸を入れよう、そうだ月に一回セッションを聴いているあの人たちと演奏できるようになりたい、と思った。そんな時に、偶然ジャズトランペットのグルーブレッスンのチラシを見つけ、その足で申し込んだ。12年前の10月だった。

ジャズトランペットのグルーブレッスンに飛び込んだものの、音が出なかったり、アドリブへの取っ掛かりや勉強の道筋が見つけられずに、楽しみを見つける為のトランペットが逆に苦しみをもたらした。トランペットを止めようと思った時に、個人レッスンの先生を変えることを勧めてくれた人がいた。今の先生について今年で9年目。マイナスからのスタートだったので、時間が掛かった。地道な努力を続けた。目的を持とうと発表会に参加するようになった。金管アンサンブルに参加したり5年前の12月から自由演奏会に参加したり、ブラスジャンボリーに参加して合奏の楽しさを知った。音域が少しずつ拡がり、楽譜が少しずつ読めるようになってきた。

マイナスからトランペットをやり直して7年目の一昨年からは苦しいだけだったジャズトランペットのグルーブレッスンが楽しくなってきた。フレーズらしきものが出てくるようになったからだ。

去年からは人前でアドリブを吹いてみるようになった。4月、5月とYAMAHA銀座のジャムセッションに参加してみた。その結果、何とか発表会でアドリブを吹けるのではないかと思い、10月の発表会でアドリブを吹いた。発表会に臨む姿勢も正確に演奏することより聴いてくれる人に楽しんで貰い演奏する自分が楽しむことに切り替えた。楽しかった。練習方法を自分であれこれ考え先生に相談して実行し、発表会などの自分の演奏プログラムをあれこれ考えて実行するのも楽しい。

楽しいことを一つ確立したことで、人生のフェイズが変わった感じがする。随分時間が掛かったけれど、トランペットを続けて良かった。
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by YTR3320 | 2015-01-01 21:37