2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp8年目:InputとOutput

 トランペットの音の出し方、持ち方を間違ったままジャズ・トランペット・クラスに飛び込んでもうじき11年目になる。

 フレーズ集や模範演奏をさらうのでは無く、レッスン時間中は吹けても吹けなくてもひたすらアドリブを吹くと言うクラスだ。半泣きでレッスン中に呆然としたこともあったが、辞めずに続けてきて、最近何とか苦しまずにフレーズが出るようになり、曲の途中で落ちずに最後まで吹けるようになってきた。

 振り返ってみて、ともかくアドリブを吹いてみるのだ、ジャズはその場での作曲であり、一緒に演奏している人達との音を使ったお喋りなのだから、と言い続けてきた講師の言葉に納得している。

 まず吹いてみること。フレーズ集、模範演奏を覚えたり理論を学んでから初めてアドリブを吹くのでは無く、ともかく自分の今の力で出せる音、生み出せるフレーズを吹いて音にしてみることがアドリブの基本だと思う。やってみること。会話であれば、ともかくも喋ってみること、話したいと思う相手にためらわずに声をかけてみるようなことだ。Outputしてみることが大事だ。

 極端な言い方をすれば闇雲にではあるが(実際にはできないなりに考えている)Outputしていると何度も壁にぶつかり、自分に足りないこと、身に付けるべきことが見えてくる。そこでInputだ。

 Inputは、出したい音を正解に出すための基礎練習、リズム・メロディの引き出しを増やす為のエチュードの練習やスタンダード曲のテーマ練習や演奏を聴くこと、そしてハーモニーーモニーの引き出しを増やす為の理論の勉強・トレーニングの3つだ。

 Inputの順番は基礎練習、エチュード・スタンダード曲のテーマ練習が最初で、理論は後からで良いように思う。FTJS!(参照)のメールマガジンに書いてあったが、理論の勉強は自分の整理の為だ。自分が吹いたことを整理、分析して足りない点を見つけたり良い点を補強する道具が理論の勉強たと思う。ある程度、曲やエチュードを吹いてから理論を勉強し始めると、曲のここの部分はそういう構造なのかとか、理論のこの説明はあれに当てはまるのかなど腑に落ちる部分が出て来て面白くなる。自分が足りないのは理論のここだから、この教本のここの部分を勉強しようとか、こういう順番で勉強していけば良いのではないかとか、この教本では無くてあの教本が今の自分には合うとか考える事が出来るようになる。全く曲を吹いていないで理論の勉強をしても無味乾燥で楽しくない。これもFTJS!のメールマガジンに書いてあったが、自分に必要なものが何か判らない段階で理論の教本を最初からさらうのは、無駄だと思う。私も間違って挑戦して随分時間と教本代を無駄にした。

 理論の勉強で大事なことは、音にしてみること、音にしながら覚えていくことだ。これもFTJS!のメールマガジンでそう書いてあってその通りと思う。音という手掛かりが無いと特に40代半ばからきちんと楽器の練習を始めて既に50代になった私には覚えたり身に着けることはできない。

もう一つ大事なことは焦らずに、その時の自分の力で取り組めるInputに取り組むこと。焦らずに続けていると少しずつ出来ることが増える。音域が広がったり、指が少し速く動くようになったり、譜読みが少し速くなる。そうすると以前は手も足も出なかった教本の一部に取り組めるようになる。今の自分の力に合わない教本に無理に取り組んでも楽しくないし、身に付かない。

 基礎練習で足元を固めながら、まずOutputに挑んでみる。並行して引き出しを増やす為のInputをする。その上で課題を整理する為に理論を学ぶ。そしてOutputに活かす。今年の夏前からこれらの事を意識してトランペットの練習をしている。一日の練習の中で基礎練習、Input、アドリブを吹いてみるOutputの三つを必ずやるように時間も配分している。
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by YTR3320 | 2014-09-15 09:34 | 40代半ばからのトランペット | Comments(0)