2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp8年目:初めて楽器を習う社会人が遠回りをしないために

 ふくしま応援自由演奏会@喜多方や自由演奏会inとつかについてのエントリーで書いた通り、トランペットを40代半ばからやり直して続けてきたのは、自分には正解だったと思う。トランペットは楽しい楽器だ。トランペットで吹奏楽や金管アンサンブルに参加するのは辛いこともあるけれど、得るものや楽しみが辛さを上回る。
 
 ジャムセッションへの初参加体験のエントリーに書いたように、ジャズは楽しくアドリブは多くの人が思っている以上に普通の人でもできるようになるものだ。その時のレベルに合った手順を踏めば、アドリブへの入口には誰でもたどり着けると思う。

 私はトランペットを習うのに随分遠回りをした。習い始めても沢山の無駄なことをしてきた。トランペット自体もアドリブも楽器の経験が無かったり音楽を余り聴いたことが無いと、ゼロに1を地道に重ねていくようにそれなりの時間と練習が必要だ。けれども、無駄を少なくすることはできると思う。

 ということで、自分を反面教師として社会人でかつ楽器未経験者へのアドバイス。

1.トランペットでどんな音楽を演奏したいのか、時間をかけても良いので明確にしていこう。目的が明確で有れば、先生に「自分はこんなことをしたい」あるいは「こんな人やグループのように演奏したい」「このジャンルを吹けるようになりたい」「この曲を演奏したい」と言える。憧れや目標は続けるときの力を与えてくれる。

2.どんな音楽をトランペットで演奏したいのか、どんな人が良いのか分からないことがあると思う。そんな時は、ジャズ、クラシック、金管アンサンブル、吹奏楽、トランペットソロをYouTube、iTunes、コンサートなど演奏を沢山聴いてみよう。アマチュアの演奏でも良い。できればコンサートやライブなどの生演奏がお薦め。好きな曲があると良い。

3.先生には遠慮せずに質問をしよう、相談を持ちかけよう。もし、先生の専門分野、知識と自分のやりたいことが違っていて質問と回答がちぐはぐだったら先生を替えることも考えて良いと思う。また、トランペットの吹き方のごく初歩的な部分でも「自分ののやるように」と言って言葉で説明してくれない先生で有れば、先生を替えるのも選択肢だ。トランペットや音楽の基礎の指導方法はスポーツの指導方法と同じくかなりの部分言語化できるはずだ。

4.ジャズの本質は自由ではあるけれど、ゼロ地点にいて自分の基準も無い人にいきなり自由は無理だ。まずは、スタンダード曲の中から自分が吹ける音域の曲を選び、テーマを覚え何小節ずつか鼻歌を歌ってみよう。そのようなところから指導してくれる先生を探してみよう。あるいは先生にそんな相談をしてみよう。

5.自分のレベル(特に吹ける音域)に合った先生、クラスを選ぼう。特にジャズで有れば最初は手掛かりがまるでないように感じてしまうものなので、個人レッスンで自分のレベルに応じて一歩一歩教えてくれたり,相談に乗ってくれる先生に習うのが良いと思う。
自分のレベルとレッスン内容に差が大きいと苦労する。(これは、今通っているジャズトランペットクラスの先生への批判では全くない。今通っているジャズトランペットクラスの先生はジャズの本質を教えてくれ、きちんと手順を踏んでレッスンを続けてくれている。ただ、レッスン内容と音が全く出ない状態で飛び込んだ自分のレベルに差が大きすぎたというだけだ。少し自分のレベルが上がったので今は何とかレッスンについていき、楽しんでいる。)

6.焦って色々な教本に手を出すのは無駄。目標を明確にした上で、先生に相談しながらゼロに1を重ねるように宿題を丁寧に一つ一つこなしていこう。音域を1音ずつ拡げる、優しい練習曲を通じて楽譜の読み方やリズムを少しずつ覚えていくなど。コードもいきなりは覚えられないし、吹ける音域が狭いと暗記のための勉強も辛い。

7.発表会があれば尻込みせずに参加しよう。下手でも構わない。どんな人も最初はゼロで下手だ。発表会に参加するという目標があれば頑張れる。

8.ICレコーダーを練習に使おう。先生の演奏を録音して何度も聞いてイメージトレーニングをする、自分の音を聴き直して試行錯誤するなど。練習を自己満足、できたつもりで終わらせるより、下手な自分を冷静に観察して試行錯誤したり、先生に相談する方がたぶん上達は早い。

9.趣味なのだから眉間にしわをよせず、笑いながら雑談しながらレッスンを受け、練習でもできなかったことは「その内できるようになるさ」と流し、できたことを楽しんでその日の練習を終えよう。リズムも音程も合うようになるには時間が掛かる。がっかりしないで、できたことを喜ぼう。

10.でも、練習はゆっくり丁寧に行おう。雑な練習や二兎を追う練習は時間ばかり浪費する。少ない課題を丁寧に練習し、その結果を先生に聞いて貰いフィードバックを受ければ必ず前に進む。気が付いたときには、結構な山に登っている。

11.練習できる場所はある筈と思って探してみよう。カラオケ、スタジオ、公共施設、レッスン先。川原も蚊や風の問題が無ければ選択肢の一つ。先生やクラスメートに聞きまくって練習場所を探そう。

12.練習日数は多い方が良いが、毎日練習できなくても良い。習い始めた時は、疲れてしまうので時々練習するぐらいが良いかも知れない。けれどもできるだけ週に1回か2回は練習しよう。

13.グループレッスンと個人レッスンを比べるならば、個人レッスンの方が良いけれど、グループレッスンはクラスメイトができるという楽しさがある。仕事以外で利害を超えたつながりは楽しい。

2014/5/6修正:
1.、2.、3.、5.、6.の表現を修正。13.を追加。
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by YTR3320 | 2014-05-05 22:46 | 40代半ばからのトランペット