2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp7年目:雑誌記事や教本について思うこと

 小中学校で触れたリコーダー以外には、私が習った楽器はトランペットだけなので、取り敢えずトランペットに限定して書く。トランペットを教える方法は、対象者によって大きく異なると思う。
少なくとも
1)身体と心が柔軟で耳と身体で覚えていく10代、
2)10代からトランペットを始めて音大に入ったりプロあるいはセミプロとして演奏活動をしながら更に向上を目指す人、3)トランペットに触れるのは社会人になってからだけれど他の楽器の経験があったり特定のジャンルの音楽を10代、20代の時に深く聞いてきた人、そして
4)私の様に楽器の経験が殆ど無くそれほど音楽を聴いてこずに30代、40代になってから初めてトランペットを習う社会人
の4種類の対象者に対する適切な教授方法は全く異なると思う。

 にも拘わらず、金管演奏、ジャズ、吹奏楽を扱った雑誌、市販されている教本はこれらの4つの対象者の違いを意識せずに書かれている物が殆どの様に思う。実際には1)と2)を意識して書かれたものが殆どの様に思う。プロの演奏者の体験談も得てして変化しつつあるその人のその時点で考えていることや経験でしかない。このため、4)の人が読んで理解したり、役立つ記事、教本はなかなか無いというのが、ゼロからトランペットを習い直し、試行錯誤を6年余り続けてきた私の実感だ。

 『金管奏法のカリスマ アーノルド・ジェイコブスはかく語りきー金管奏法ガイド』(ブルース・ネルソン編纂、パイパーズ、2010年)を読んでみたが、6年余りの様々な分析と試行錯誤を重ねてきた今の私には理解できる部分もあるが、6年前の自分、2,3年前の自分にはまるで理解できず、役に立たなかっただろうなと思う。やはり、この本も1)、2)の人達に向けた本だ。

 結局は、4)の人にとっては、対象者による教授法が異なることをきちんと理解している指導者に出会うこと、習うことがトランペットの上達、楽しめるようになる近道だ。
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by YTR3320 | 2013-03-03 10:09 | 40代半ばからのトランペット