2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp5年目:使用マウスピースの変化

 先週買った中川モデルのマウスピース17B4Nを付けて個人レッスンを受けた。「TILZ 2Cで吹いていた時に比べて、音が悪くなってはいないので、吹きやすいのであれば、17B4Nを暫く使ってみてはどうか。初めて使ったマウスピースと吹き比べてみると、きっと最初のマウスピースは吹きづらく思いますよ。」とのアドバイスをもらった。
 
 最初に使っていたマウスピースは、1988年に初めて買ったトランペット、ヤマハYTR3320の付属品だったヤマハの7B4だ。内径は16.08ミリ。17.38ミリの中川モデル17B4Nより1.3ミリ小さい。吹き比べてみて驚いた。7B4では、窮屈で、五線の一番上のファの音を出すのがやっと。僕の唇には小さすぎて、高い音を出そうと思っても息を吹き込むことができない。中音域もカップ空間が狭くて抵抗が強く、息を思うように吹き込めない。1.3ミリの違いがこんなに大きいとは思っていなかった。今の先生に習うまで、音がさっぱり出せなかったのは、力の入れ方の間違い、筋肉の不足だけでなく、マウスピースにも原因があったのかもしれない。

 トランペットを買ってから1年間はアラビア半島での建設現場の娯楽室で見様見真似でいじっていただけ。実際に習い始めたのは、1994年から。7B4との付き合いは、実質的には1994
年から始まった。と言っても週に一回30分のレッスンを受けるだけで、全然練習せず、楽しくなくなってレッスンを休んだりしていた。それから、2003 年10月にヤマハのジャズトランペットクラスに飛び込んでしまって辛い日々を過ごしながら、トランペットを止めようと思いながらバックの10 1/2Cに手を出したりしながら、2006年か2007年の初めまで7B4を使っていた。10年ちょっと使っていたことになる。

 2007年1月末からトランペットをゼロというか、間違った癖のついた状態からだからマイナスから今の先生の下で習い始めた。2009年4月にトランペットをXO RV-GBSに買い換えるまで、YTR3320とヤマハのマウスピース11C4(内径16.46ミリ)の組み合わせで、基礎トレーニングを行い、顔の筋肉をじっくりと作り上げてきた。

 音域を広げたいなあと思い、マウスピースを変えてみようかなと思っていた2010年3月に、ヤマハジャズトランペットクラスの前の休憩時間に、中川嘉弘さんと雑談していて、少し大きいサイズのマウスピースを試すことを勧められた。トランペット本体の相性もあるかなと思い、XO RV-GBSを買ったダクに行き、ヤマハ11C4よりほんの少しだけ大きいサイズのTILZ 2Cを買ったのが、昨年、2010年の3月末だ。

 TILZ 2CをXO RV-GBSに付けて、1年ちょっと使ってきて、ATNの『Blues Improvisation Complete』をおさらいするのに必要な音域、High C迄は楽に出せるようになりたいと思ったものの、High Cになると途端にTILZ 2Cでは息が吹き込みにくいという壁を感じ始めていた。で、1年前から、一度は試してみたいと思っていた中川モデルを試してみて17B4Nに変えたのが、先週の日曜日。

 振り返ってみると、ほんの少しずつ、使っているマウスピースの内径が大きくなっている。自分が吹きたい音、やりたいことが、今の先生の下での4年半の間に少しずつはっきりしてきたこと、息の出し方が改善したり、筋肉が付いてきた軌跡とマウスピースの買い換えの軌跡が重なっているように思う。

 先週、中川嘉弘さんから、中川モデルのクラシック向きモデルNCとジャズ向きモデルNJのシャンク、バックボアの違いを説明して頂いた。TILZ 2Cと中川モデル17B4Nを練習の時に持ち替えてみたり、先生と話をしていて、トランペットのマウスピースにクラシック音楽で求められることとジャズで求められることの違いも少しずつ分かってきた。NJまたはNは、NCに比べ、シャンクの中が円筒状になっていて沢山の空気を送り込める反面、音をスラーなどで変化させるときにきちんと狙った場所に息を当てないと音が変わらない。NCやTILZのようにクラシック向けのマウスピースはシャンクの中が円錐状になっているので、息の抵抗感は中川モデルのNJ,Nより強いが、スラーで音程を変えるのは楽だ。1ミリにも満たない違いが、演奏技術の違いなど色々な違いになることが、面白い。金管アンサンブルの時はTILZで、サックスクラスの人とのビッグバンドもどきやヤマハのレッスンの時には17B4Nと、持ち替えるのも面白いかも知れない。

 

 
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by YTR3320 | 2011-06-12 19:42 | 40代半ばからのトランペット