2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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雨の日を楽しむために一休み

 知らず知らずにパンパンに気が張っていた業務の谷間が出来たので、雨の日を楽しみたくなって、前日に届けを出して会社を休んだ。

 最初に向かったのは、太田記念美術館。浮世絵の収集と展示で有名だ。今月27日まで開かれている「北斎とその時代ー【前期:変貌し続ける才能】」http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H220607%20Hokusai.htmlを見てきた。雨の平日なので、さほど混んで居らずとても静かだ。北斎は、動き、時間を絵に残そうとしてきた人なのだと思った。一瞬を固定して絵に残すのでは無い。絵の中に必ずと言って良いぐらいに動いている物がある。人の動きであったり、衣服が風でなびいていたり、物が飛んでいたり、風自体だったり、動いている物は様々だけれど、1枚の絵が何枚ものセル画で作られたアニメーションのように動いている。特に読本の挿絵の動きは凄い。

 地下の第三展示室のついでに館内にある株式会社かまわぬhttp://www.kamawanu.co.jp/という手拭い専門店のショップを覗いた。『かまわぬの手ぬぐい使い方手帖』(河出書房新社、2006年)http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309280530が余りに楽しいので、うさぎ柄のえんじの手拭い、傘の柄の藤色の手拭いと一緒に買ってしまった。たぬきの柄のてぬぐいは「他抜き(他を抜く)」に通じることから、勝負ごとの縁起担ぎだとか、フクロウは「不苦労」だから苦労しないという縁起かつぎだとか、この本で初めて知った。
『かまわぬてぬぐい百科』(河出書房新社) http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309280936も楽しそうな本だった。

 太田記念美術館を出て雨の表参道をクレヨンハウスへ。http://www.crayonhouse.co.jp/home/shop.html表参道に面していた時に、ボランティアの友達に待ち合わせ場所に指定されて知って以来、30代初めまでは何度も訪れた。若い知り合いが来月出産予定なので、お祝いに適当な絵本は無いかなと、本当に久し振りに訪れた。なつかしい絵本や初めて見た絵本を静かにめくって一時を過ごした。

 その後、ちょっとお昼を食べて、明治神宮へ。雨だけれど大きく育った木々のおかげで傘を指さずに散策できた。清正井が整理券制度になっていてびっくり。前に並んでいた人達に「なにをすれば良いのですか」と聞かれたが、単なる井戸だから、拝むのも変だし、返答に困ってしまった。僕は散歩のついでに寄っただけだけれど、何を期待して清正井に行くのかな。ひとそれぞれの理由や動機にとても興味がある。雨の明治神宮は良い。菖蒲園や正殿に行けば原宿駅の音も聞こえず、たっぷりと緑と雨の音を楽しむことができる。難点はカラスの鳴き声。

 立ち止まってリセットすることができた休みだった。
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by YTR3320 | 2010-06-23 21:39 | 雑感