2007年1月、40代半ばにゼロからトランペットと音楽をやり直し


by YTR3320
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Tp3年目:ぶっぱなすつもりで吹く

 「音を外しても構わない。ぶっぱなすつもりで吹くと良いですよ。」。今の先生についてゼロからトランペットをやり直す前、全く音が出なかった今から5年くらい前にヤマハでもらったアドバイスだ。

 先生に繰り返し言われている「練習の時には、音程を外すことを恐れずに、沢山の息を使って吹いて下さい。」「(顔、首、上半身に力を入れずに)お腹で空気を支えて、たっぷりの息で吹いて下さい。」と同じ意味だ。

 これまでに何度も分かった気になったが、このアドバイスの意味が、頭だけでなく身体で理解出来るようになったのは、ごく最近のことだ。数日前と言っても良いかもしれない。

 病気で3ヶ月近く吹けなかった時があるので、実質的には30ヶ月近くかかって、ようやく理解できるようなったと言う訳だ。

 理解に時間がかかった理由は、一気には顔の筋肉が出来上がらなかったこと、顔と上半身から緊張を取れるようになるのに時間がかかってしまったこと、そして、スタジオで練習するようになって回りを気にせずに、意識を遠くに向けて吹くことを始めたのが、つい3ヶ月前だったことだ。

 レッスンで緊張している部分の指摘を受けて緊張を取ったり、空気を沢山使うように言われて沢山使ってみたり、今日はきちんとお腹で支えていますか?と言われて慌ててお腹を意識し直したり。そしてレッスンで変化を体験し、すぐに復習を繰り返して身体に変化を馴染ませ、練習しながら考えて、レッスンでチェックしてもらってと言う繰り返し。徐々に徐々に、意識する身体のポイントとコントロールを体得してきた。
 
 去年の夏に音色や高音が出にくいことについて先生に相談したら、トランペットを変えたら音の出やすさは変わるものだけれど、その前にやるべき事が沢山あると言われてしまった。その後、今年の2月終わりぐらいに初めて「音も出てきたからトランペットを変えてみては。」と言われ、4月初めにトランペットを変えた。そして、9月の終わりからスタジオで練習するようになって、2ヶ月くらい経って空気を沢山使うことがどんなことなのか、どうすると空気を沢山使えるのか、ようやく分かってきた。

 こうして振り返ってみると、細かな階段を何段も上がり、時に下がったり、踊り場があったり、そしてまた上がって、ようやく「ぶっぱなすつもり」の意味が理解出来るようになったのだと思う。何段もの階段をすっ飛ばして登ることは、僕には出来なかった。階段を丁寧に踏み続けてきたのでここまで来たのだと思う。

 明日もスタジオで、ぶっぱなそう。
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by YTR3320 | 2009-12-28 09:51 | 40代半ばからのトランペット